SDGs
SDGsの取り組み
持続可能な開発目標への取り組み
SDGsの取り組み
持続可能な開発目標への取り組み
2015年9月の国連サミットにおいて、17のゴール・169のターゲットで構成された持続可能な開発目標が採択されました。
貧困や飢餓、ジェンダーなどによる格差社会や、環境・気候変動などの様々な問題があり、「誰一人取り残さない(leave no one behind)」をスローガンに2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
日本でもJICA(Japan International Cooperation Agency / 国際協力機構)が2016年からこの取り組みをスタートしました。
2014年にモロッコ女性の雇用促進プロジェクトをスタートさせてから、これまでの活動が認められ、JICAのSDGs達成ビジネスモデル調査をする企業として、2017年にローズ ド マラケシュをはじめとするモロッココスメ・食品を展開している(株)ジェイ・シー・ビー・ジャポンが採択されました。
弊社の主要原料であるアルガンオイルの供給量の安定化と、アルガンオイル原料の調達プロセスで現地女性の雇用、収入機会の提供を継続的に提供することが開発目標です。
また、希少なアルガンの木の保全を通じ、国土の砂漠化を防ぐことにも貢献できます。
実際に目標達成するためには、いろいろな問題がありますが、現地女性協同組合のリーダーたちはこのプロジェクトに賛同してくれています。
アルガンの実を拾い集め、その種を割って中の芯を取り出す作業をする作業所を設備し、また併設したサロンで識字教育や理数教育を提供します。
女性たちが継続的に働けるよう、家庭や村のコミュニティなどで理解を得られるように細かく配慮しながら支援することが必要です。
JICA採択案件
南部農村部において、アルガンオイルの原料収集・加工過程で女性の雇用機会を創出するとともに、
アルガンの経済的利用を通じた伐採抑止を通じて、アルガンの木の保全を目指すもの。
2004年以来、ローズ ド マラケシュ創設者の板橋マサ江は年に数回モロッコを訪れています。
そのたびに女性同士として、モロッコの女性たちの現状を見続けてきました。
とても働き者なのに、
収入はほとんどご主人が管理し、彼女たちは経済的に自立できず、
識字率も約50%(農村部)と読み書きができない女性が多いのです。
それでもモロッコの空のようにとても明るい彼女たちに出会うとほっとします。
今後も識字率を上げるための学習の場を提供する、現地の女性たちが働く機会を作り出すなど、
彼らが必要としている分野のサポートを続けていきます。
女性雇用を目的に2つの組合をサポート。
約200人の女性を雇用しています。
工場では午前中で作業を終了させ、午後から識字教育を実施。
給料も直接女性たちに手渡ししています。