Materials of Morroco | WEB版会報誌「BEAUTY BOOK」 | 会報誌
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Materials of Morocco

モロッコの“⾃然の恵”が有するパワーを最⼤限に

独⾃製法のピュアオイル
こだわりのアルガンオイルができるまで

<ローズ ド マラケシュ>では、よりピュアなアルガンオイルを抽出するために「低温圧搾法(コールドプレス)」を採⽤。
アルガンの実の中にある種の芯(仁)を圧搾することで良質なオイルを採取します。
⼿間と時間がかかりますが、芯(仁)に含まれる成分バランスを尊重するための⼤切なこだわりです。

9月頃アルガンの実が熟すとヤギが木に登って実を食べ、種を下に落とします。落ちた種を拾い女性達が手作業で種を割って、中から芯(仁)を取り出します。

芯(仁)の中にある石や不純物を除去、気の遠くなるような手間のかかる作業ですが、良質なものだけを選ぶことによって高品質でピュアなアルガンオイルを搾ることができます。(仁)を取り出します。

オイルは搾り方も品質を左右する重要なポイント。高品質なアルガンオイルを搾油するために特別に製造した日本製の搾油機をモロッコの工場に設えました。温度管理を徹底し、ゆっくりゆっくり時間をかけて搾るので、1日の搾油量は従来の半分ほどですが、その分濃密で100%ピュアなアルガンオイルに。

Argan

世界でも、モロッコ南⻄部にだけ⽣育する貴重なアルガンの⽊。乾いた⼟地に深く根を張るアルガンツリーに⽣る実は、養分の結晶であり、豊かな美容成分が含まれています。
オイルは、ヤギが⾷べて落とした種の芯(仁)から搾ります。ひと粒から採れる量は種のわずか3%相当ととても希少。<ローズ ド マラケシュ>で使⽤するアルガンオイルはビタミンEがオリーブオイルの20倍以上*で、肌のハリや弾⼒を⾼めるリノール酸・リノレン酸も豊富に含まれています。ビタミンEは製品の抗酸化にもひと役かって、酸化しやすいリノレン酸を安定させ、優れた美容効果を⻑期間持続させるとても優秀なオイルです。

*<ローズ ド マラケシュ>アルガンオイルを分析した数値

Rose

優雅な⾹りを放つ天然⾹料として、また美肌に導くエッセンスとして古くから珍重されてきたダマスクローズ。とりわけ4⽉下旬〜5⽉初旬ごろのわずか2週間しか花を咲かせないモロッコの野⽣のダマスクローズは、世界でも屈指の⾼い品質と芳しい⾹りで、モロッコ⼥性の美容に役⽴ってきました。

Ghassoul

レモンバーベナのフランス語がヴェルヴェンヌ。クマツヅラ科の落葉低⽊です。アトラス⼭脈の麓にある有機栽培のハーブ園で⾃然のリズムに基づいて育まれたヴェルヴェンヌは、他の国々で育ったものよりもリモネンの含有量が多く20倍以上にものぼり、⾹りもフレッシュ。乾燥しがちな肌のケアに使われています。

Neroli

粘⼟・ガスール(クレイ)はアラビア語で「洗い清める」という意味をもち、古くから愛⽤されてきました。モロッコの北部にある「misoul」で採取されるガスールには珍しい鉱物ラモンティーブンサイトが配合されていて、より⽪脂吸着⼒が⾼いと⾔われています。ミネラル豊富で、汚れや⾓質を洗浄するだけでなく、優れた保湿効果も魅⼒。

Verveine

ネロリはビターオレンジフラワーから採れるエッセンシャルオイル。モロッコでは2〜3⽉にかけて可憐な⽩い花が満開を迎え、最も⾹りが強く⽣命⼒あふれる季節の朝、丁寧にひとつずつ⼿摘みされます。およそ2.5トンの花から、採取できるオイルはごくわずか。
エッセンシャルオイルの中でも⼤変⾼価なものとして知られています。